電気自動車とは、電気を動力源とし、電動機により走行する自動車のこと

一般的には、EV (electric vehicle)と呼ばれることもあります。

>>長所

・安価で余っている深夜電力の利用により自宅で充電できる
・騒音が極めて少ない。
・電動のため走行時に二酸化炭素などを出さない

>>短所

・騒音が少なく歩行者が接近に気付きにくい。(対策として低速走行時に人工的に音を出す必要アリ)
・電池自体そのものは高価である。

電気自動車の仕組み

>>バッテリー(蓄電池)

電気自動車用として鉛電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などさまざまな電池が実用化されてる。
ニッケル水素電池、リチウムイオン電池は鉛電池よりもエネルギー密度、寿命が優れている。
(エネルギー密度が高ければ、一度の充電での走行距離が長い)

>>モーター(電動機)

直流電動機と交流電動機2種類が使用されていまる。
一部の原付バイク(原動機付自転車)では低価格のため、直流電動機が使用されていることが多かったですが、最近の原付バイクは小型軽量で、エネルギー効率のよい交流電動機を搭載しつつあります。

>>制御装置

アクセルペダルと連動し、供給される電気エネルギーを調整してモーターの出力をコントロールする役割を持ちます。
交流電動機搭載の自動車では、直流を交流に変換するインバーターも内蔵されている。

>>充電器

充電電源は家庭用100V、200V、急速充電器用200Vなどがある。
急速充電器用200V電源は工事が必要となってくるが、家庭用100Vと200Vの場合は自宅コンセントでそのまま充電が可能です。